2018 年3月2日Lianghui 全国人民代表大会(全人代=国会)と国政助言機関である全国政治協商会議(政協)の開催を目前に控え、北京では警戒態勢が強化されている。北京に向かう両会議議員の航空便に乗り合わせる乗客には、靴を脱ぐなどの厳しい保安検査が行われている。世界日報が伝えた。(写真は中央社のキャプチャー)

 上海初北京行きの航空便を利用した乗客によると、北京に向かう政協の委員(議員)と乗り合わせたため、座席を選べなかったほか、予定より早い搭乗を求められた。保安検査は専用コーナーで行われ、靴も脱がされたという。

 北京の警察は2月27日、3月2日から両会議終了から2日目の正午まで、地表から無制限の高さまで「臨時空中規制区」を設定すると発表。スポーツ、娯楽、広告などで、飛行物や風船を飛ばすことを一切禁じた。

 国家郵政局によると、郵便物、宅配荷物はすべて目視や安全検査機で検査を行う。また、郵便物などは全部、実名での発送・受け取りを改めて義務付けた。

 全国政協第13期第1回会議は3日、第13期全人代第1回会議は5日にそれぞれ開幕する。