2018 年2月16日ハリス 米太平洋軍のハリー・ハリス司令官は14日、米下院軍事委員会の公聴会で、中国の軍事力が急速に拡大しており、間もなくあらゆる分野で米国の脅威になると証言し、警戒を呼び掛けた。米国駐在の崔天凱大使は、春節(旧正月)のあいさつの中で「中国に敵対しようという動き、かなり危険だ」と述べ反発した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が15日伝えた。(写真は博訊網の木キャプチャー)

 ハリス司令官は、中国の軍事力拡大の例として、第5世代戦闘機の改良、海軍の規模拡大、アフリカ・ジブチへの基地建設などを挙げた。また、中国が次世代型軍事技術への投資を拡大しているとして、超音速ミサイルの開発、宇宙・サイバー・人工知能(AI)の先進性などを例示した。

 ハリス司令官はさらに、東シナ海や南シナ海での中国の動きについて「一部が指摘するような投機的なものではなく、首尾一貫した戦略的な意味を持つものだ。経済と軍事力を利用し自由でオープンな国際秩序をむしばんでいる」と述べた。

 ハリス司令官はこのほど、トランプ米大統領から次期オーストラリア大使に指名された。中国はハリス氏をタカ派の将軍とみて嫌悪し、大使指名に反発している。

※米国はチャイナに右往左往ですね。
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