貴州省遵義市綏陽県の農村で29日午後、中国空軍の「Y8輸送機」とみられる軍用機1機が墜落した。乗員の安否は不明。住民のげが人の情報はない。香港のニュースサイト、東網が伝えた。 

 インターネット上では、事故機とみられる軍用機が低空飛行を続ける様子と、地上で残骸が散乱し一部で炎が上がる映像が流れている。乗員ら40人が死亡したとの情報が流れているが、確認されていない。

 事故現場は、綏陽県の軍民共用の「新舟空港」から約10キロ。同空港はエアバスA320やボーイング737など中・近距離用の航空機が発着している。

 ネット上では一時、広東省・広州発遵義行きの旅客機が墜落したとの情報が流れた。広州白雲国際空港によると、29日は広州発遵義行き2便が飛行し、どちらも正常に運航を終えた。