当局によると、基礎抗を支える構造物が長さ40メートル、幅15メートルにわたり崩落した。雨水や周辺の地形が複雑に関係し起きたとみられる。施工の不備によるものではないという。
現場から約50メートル離れた場所にアパートがあり、一部が傾いたため、当局の指示で住民が近くのホテルなどに避難した。住民の1人は「大きな音がした後、部屋が揺れた」と話している。
住民によると、現場では昨年上半期(1~6月)にも陥没事故が起きた。また、昨年4月に杭打ちをした際、付近のアパートで壁に亀裂が入ったり水が漏れたりするトラブルが起きた。