新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州の当局がこのほど、飲食店に対しイスラムを意味する「清真」の文字の使用を禁じたことが分かった。イスラム礼拝所(モスク)も閉鎖し聖職者を連行したとの情報もある。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 同州の住民によると、当局はレストランに看板から「清真」の文字を消すように求めた。また、家畜処理の際、イスラム教徒の立ち会いを禁じた。イスラム教の戒律に沿うハラル食品を否定したことになる。住民は「漢族が食べるものを食べろということだ」と話している。

 同州トックズタラ県では、当局がモスクを閉鎖し聖職者を連行した。イスラム教徒の住民は「モスクの三日月のシンボルも取り除かれた。通常の礼拝活動ができなくなった」と話している。 

 同自治区民族宗教事務局は「モスクの閉鎖はしていない」と話している。