中国海軍の艦艇3隻が28日、台湾東部沖を経て東シナ海に向け航行した。海上自衛隊がP3C哨戒機を出動させ監視を行った。台湾上報が伝えた。

 防衛省統合幕僚監部によると、中国海軍のジャンカイ2級フリゲート2隻とフチ級補給艦1隻の合計3隻を海上自衛隊の護衛艦たかなみとP3Cが確認した。3隻は宮古島の東約100キロを北西に向かって進み東シナ海に入った。

 3隻はソマリア沖のアデン湾で海賊対処活動を行っていた第26次護衛艦隊に所属し中国に帰る途中だった。