ドイツ西部マインツで行われた地元チームとU20(20歳以下)中国代表チームの交流試合で18日、一部観客がチベットの旗を掲げ中国が抗議した事件で、中国サッカー協会は26日、ドイツとの交流を中止しチームを帰国させることを決めた。香港のニュースメディア、東網が27日伝えた。

 同協会は、交流試合はドイツ・中国の交流と東京夏季五輪の選手選抜が目的だったが「チベット独立分子の干渉」が発生、スポーツイベントがスポーツ以外の要因で妨害を受けたなどと指摘するコメントを発表した。

 事件は中国とマインツチームの試合中、観客席のチベット人とドイツ人支持者がチベット旗「雪山獅子旗」を掲げたため、中国側の抗議で25分間、試合が中断した。事件は両国スポーツ界同士の議論になり、ドイツのサッカー協会長はメディアの取材に対し「言論の自由は、サッカー場でも場外同様に尊重されるべきだ」と述べた。