香港衛生署は20日、広西チワン族自治区貴港市の男性(33)が鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)に感染したとの報告を中国当局から受けたと発表した。東網が20日伝えた。

 中国当局によると、男性は7日に発症し12日に入院した。病状は重い。男性は発症前、生きた家きんと接触したり、家きん市場に行くなどしていた。

 中国当局によると、2014年からこれまでにH5N6型の感染者は17人。香港衛生署は、冬になり鳥インフルエンザウイルスが活性化するとして、家きんなどに接触しないよう市民に注意を呼び掛けた。