当局によると、同市はデング熱感染者が毎年多発する季節に入った。夏休み終盤を迎え海外旅行からの帰国者が増えていることが感染の可能性を高めている。
当局が市内の観測点50カ所を調べたところ、22カ所は基準通りの感染リスク対策が行われていたが、残り28カ所は対策が不十分だった。28カ所を感染リスク別に分けると低度が19カ所、中度が8カ所、高度が1カ所だった。
28カ所では、室内外に放置された容器や廃タイヤの水たまり、魚の飼育や草花栽培用の水、生花店の花瓶の水などデング熱ウイルスを媒介する蚊が発生しやすい状態となっていた。
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当局は市民に対し、水たまりをつくらないようにするなど、デング熱感染防止のため注意を呼び掛けている。