22021年4月23日苗台湾中央通信社によると、中国上海在住の40代の韓国人が、中国製の新型コロナワクチンを接種後に体の不調を訴えた後、22日に自宅で死亡しているのが見つかった。上海駐在の韓国総領事が9日、率先して中国製ワクチンの接種を受けたばかりだった。(写真は東網のサイト画面)

 死亡した韓国人は19日、上海の華山病院で中国製薬大手の国薬集団傘下の中国生物が発売したワクチンを接種した。まもなく吐き気などの異常反応があった。基礎疾患はなかったという。

 香港メディアの東網によると、上海駐在の金勝鎬・韓国総領事も9日、華山病院で、韓国人外交官としては初めて、中国製ワクチンの接種を受けた。金総領事は、香港紙のサウス・チャイナ・モーニング・ポストに対し「中国製の新型コロナワクチンを信頼している」と述べた。さらに「両国政府が決めれば、中国在住の韓国人の集団接種を行いたい」とも語った。

 上海では3月29日から「費用とリスクの自己負担」などを原則に、上海在住の外国人に中国製ワクチンの接種を始めた。費用は1人100元(約1700円)となる。

★参考情報★
ーーーーーーー
中国CDCトップ「中国製ワクチンの有効率低い」
中国各地で新型コロナワクチン接種強制 民衆が反発