香港メディアの東網によると、海上保安庁は13日、中国海警船が同日未明、沖縄県尖閣諸島の領海を航行し、一時は日本漁船に接近したため、海保の巡視船から警告を受けたと発表した。海保によると、中国海警船が尖閣諸島周辺を航行するのは60日連続となる。

 第11管区海上保安本部によると、海警船3隻が13日午前2時半、尖閣諸島・大正島沖の領海に侵入した。付近では日本漁船が操業していたため、安全確保のため、海保の巡視船が直ちに退去するよう海警船に警告した。13日午前9時現在、海警船は大正島の南東1キロの海上にとどまっている。

★参考情報★
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