台湾衛生福利部疾病管制署の中央感染症指揮センター(CECC)は12日、日本留学から帰国した20代の台湾人女性1人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。台湾紙・聯合報(電子版)が伝えた。(写真は聯合報のサイト画面)
莊人祥報道官によると、女性は昨年10月から日本に留学していたが4日に台湾に戻った。帰国便の搭乗3日以内のPCR検査では陰性で台湾到着時は無症状で、そのままホテルと自宅での待機を続けていた。9日にめまいや吐き気の症状が表れ、10日に衛生福利部が検査したところ、陽性と確認された。同部は女性の接触者1人の経過観察を行っている。
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