中国雲南省の共産党委員会は、新型コロナウイルスの集団感染が起きた雲南省瑞麗市トップのキョウ(龍の下に共)雲尊党書記を「深刻な職務怠慢」で解任し、調査を始めたことを明らかにした。台湾中央通信社が8日伝えた。

 22021年4月8日冠地元紙の雲南日報によると、雲南省党委員会の得て省規律検査委員会・省監察委員会が、キョウ氏に対し、全国と全省の感染拡大の抑え込みを妨害したとして、職務怠慢の疑いで調査を進めている。同紙によると、瑞麗市では約半年間に新型コロナの感染拡大が3回起きた。

 瑞麗市では3月末から、新型コロナの新規患者の確認が相次いでおり、うち相当数がミャンマー国籍。当局は全市民を1週間の自宅隔離とする一方、同市を含む4県市の住民全員にワクチン接種を行うと宣言した。

 雲南省衛生健康委員会によると、同省で7日に確認された新型コロナの新規患者は11人、無症状感染者は1人だった。新規患者のうち3人は、無症状感染者が発症した。残りの8人と無症状感染者は、瑞麗市の全住民を対象に行われた2回目のPCR検査の結果、判明した。

★参考情報★
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新型コロナの国内感染新規患者15人、全員が雲南瑞麗