22021年2月25日中ドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)によると、米中央情報局(CIA)長官候補のウィリアム・バーンズ元国務副長官が24日、米議会上院の指名承認公聴会で証言し、中国を「恐るべき独裁的な強敵」と形容し対決姿勢を強調した。(写真はVOAのサイト画面)

 バーンズ氏は証言の中で「敵対的で略奪的な指導層が充満する中国との対決は、米国の安全保障にとって鍵だ」と指摘。「中国は、知的財産権の窃取や人民の抑圧、影響力の拡大を強化し、米国内でも影響力を確立しようとしている」と述べた。

 バーンズ氏はさらに「自分が米国の大学の学長なら、孔子学院の閉鎖を提案する」と語った。孔子学院は、中国政府の資金援助を得て学校内に設立された中国文化センターで、多くの米議会議員から中国の政治的宣伝の道具とみられている。

 バーンズ氏は64歳で元外交官。上院の承認を経て、CIA長官に就任するのは確実とみられている。同氏は、駐ヨルダンとロシアの大使を務めた。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、バーンズ氏は、中国と関係が深い米シンクタンク「国際平和カーネギー基金」の理事長を務めてきたことについて、上院議員から指摘を受けた。同基金は、在米の米中友好団体に参加しているほか、中国・北京の清華大とも関係がある。

 バーンズ氏は、理事長として友好団体との関係を構築したと認めた上で「なるべく早く関係を終了する。中国の影響力を懸念するためだ。清華大との関係については、確実な方法により基金の独立性を損なうことがないようにしたい」と語った。

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