22021年2月22日病 香港政府・衛生署防護センター傘下の聯合科学委員会は20日、中国の製薬会社・科興控股(シノバック・バイオテック)が製造した新型コロナワクチンについて、発症予防効果が50.66%だったと発表した。ファイザー製ワクチンの95%を大きく下回った。一方で、副作用は3種類中で最高だったという。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が21日伝えた。

 シノバック製のワクチンについて、同委員会の許樹昌教授は「健康状態に問題がある高齢者は、接種するべきでない。副作用により多くの健康問題が起きる恐れがある」と述べた。

 香港では、ワクチン接種を望む市民は4割未満。集団免疫の獲得には7割が接種する必要がある。香港政府は、様々な方法で市民の疑問を解くとともに、接種を受けるよう促す方針だ。

★参考情報★
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