河北省石家荘市は21日、同市藁城区の新型コロナウイルス感染リスク等級を22日午前0時以降「中」から「低」に引き下げると発表した。1月初めから続いていた河北省の新型コロナ感染拡大が、よくやく終息した。台湾・中央通信社が伝えた。
石家荘市藁城区では1月19日、新型コロナの新規患者が確認されておらずリスク等級で「低」の条件を満たした。同区住民は19日、全員がPCR検査を受けたが、結果は陰性だったため、リスク等級を引き下げた。
中国では20年12月末から、各地で新型コロナの感染拡大が散発。春節(旧正月)連休中、政府が人の移動を抑制する措置を実施し、出稼ぎ者らに帰省せず現地で留まるよう求めた。
藁城区内の小果荘村では1月初めに、地元感染の新規患者が多数確認された。1月5日に小果荘村、6日には藁城区全域がリスク等級で「高」に格上げされた。
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