22021年2月18日金ニュースサイトの騰訊網によると、山東省煙台市内の招遠市夏甸鎮にある金鉱で17日午前6時ごろ火災が起きた。山東省や煙台市の当局が消防救援隊など約200人を派遣、坑内の作業員の救助活動を行い、17日午後5時ごろ終了した。作業員6人が死亡、4人が救出され病院に運ばれた。

 山東省煙台市では、1月10日も栖霞市西城鎮にある金鉱で爆発事故が発生。取り残された作業員22人の救出活動が約2週間にわたり行われた。11人が救出されたが、10人が死亡、1人が行方不明となっている。省政府が、省内の鉱山を対象に、期間半年の予定で安全点検活動に取り組んでいたが、1カ月余りで再び大事故が起きた。

 山東省政府は、金鉱での死傷事故が連続していること重視。市や県政府と合同で事故原因の調査を始めており、責任者の処罰などを行う方針だ。また、炭鉱を含む省内の鉱山に対し、あらためて安全状況の点検を指示した。

 17日に火災を起こしたのは「招遠市曹家ワ(さんずいに圭)金鉱」。1989年11月に操業を始めた。従業員240人が所属している。

★参考情報★
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金鉱で爆発、作業員22人閉じ込め 救出作業続く 中国山東