22021年2月18日炭 ニュースサイトの中国新聞網によると、浙江省東陽市巍山鎮の映画館「天地電影院」で17日午後6時ごろ、観客多数がめまいや吐き気など体調不良を訴えた。東陽市当局の手配で観客63人全員が病院で検査を受けたところ、一酸化炭素中毒とみられることが分かった。(写真は東網のサイト画面)

 東陽市政府は、映画館に営業中止を命令。警察と保健などの各部門が専門チームを作り、一酸化炭素が漏れた原因の調査を始めた。観客の命に別状はないという。

 ネットの投稿映像によると、観客が不調を訴えた後、映画館内は騒然となった。映像には、担架で運ばれる観客や、ぐったりした子どもを抱え、走り回る親の姿が写されていた。

 中国では昨年11月にも、四川省綿陽市安州区の化学品メーカーの従業員宿舎で、一酸化炭素中毒で7人が死傷する事故が起きている。

★参考情報★
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従業員宿舎で一酸化炭素中毒 4人死亡、3人けが 四川綿陽