英フィナンシャルタイムズは16日、複数の情報筋の話として、中国がレアアースの輸出規制を行った場合、欧米の軍需産業に与える影響について研究を進めていると伝えた。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 中国政府の顧問によると、中国がレアアースの輸出を規制した場合、米国でのF35戦闘機の生産を止められるかについて研究を進めている。別の関係者によると、中国政府は、米国が中国以外からレアアースを調達したり、自国生産を拡大するまでの時間を把握しようとしている。

 中国のレアアース供給量は、世界の8割。米国は、多くの重要鉱物を輸入に依存しており、米国の制裁に反発して、中国レアアースの輸出を制限する可能性が指摘されている。

 同紙によると、中国工業情報省が1月、「レアアース管理条例案」を発表し、意見公募を始めた。条例には、レアアースの採掘量の基準や、輸出関連の規則が盛り込まれている。

★参考情報★
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