22021年2月12日網 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、バイデン米大統領と習近平国家主席が10日、大統領が昨年11月に当選後初めて、電話による会談を行った。(写真は東網のサイト画面)

 ホワイトハウスは会談についてコメントを発表。「大統領は習氏と会談で、中国の脅迫的で不公正な経済行動への懸念、人権問題、自由で開かれたアジア太平洋に触れた。新型コロナウイルスや気候変動などの問題での協力についても議論した」などと説明した。

 バイデン大統領も会談後、ツイッターで、習主席と会談したとして「私は、中国の経済上の行為や人権侵害、台湾への脅しを懸念している。米国民の利益になれば、中国と協力する」と書いた。

 中国国営新華社通信は、米中電話会談について「北京時間の(旧暦の)大みそかに米中首脳が祝意を伝えあった。世界に対し積極的なシグナルを送った」などと伝えた。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「バイデン大統領は習主席との会談に先立ち、欧州やアジアの盟友と電話会談した。バイデン氏が、単に米大統領としてではなく、世界の民主国家のリーダーとして中国と交流する考えを暗示した」と伝えた。

★参考情報★
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