22021年2月01日防ニュースサイトの新華網によると、黒竜江省ハルビン市の党紀律検査委員会・監察委員会は1月31日、市内の食品・飼料メーカー、黒竜江正大実業で起きた新型コロナウイルスの集団感染に絡み、職責を果たさなかったとして、同市松北区の党幹部12人に対し、警告などの処分を行ったと発表した。同社は、タイの複合企業、CPグループの傘下。
(写真は東網のサイト画面)

 ハルビン市当局の発表によると、黒竜江正大実業の新型コロナ患者は100人を超えた。保健当局は、同社の従業員全員や住民のPCR検査を実施するとともに、商品の包装材の検査を実施。同社は1月1日以降に生産した全商品の出荷停止と回収を決めた。

 保健当局によると、1月19日に男性従業員と妻の新型コロナ感染が判明した。男性従業員は1月3日から15日間、会社のバスで毎日出勤したほか、地元住民の葬儀に出席していた。

 保健当局によると、従業員に対するPCR検査で、同社の養鶏場勤務者や感染者の自宅周辺の住民から次々に陽性者が見つかった。当局は1月25日から、ハルビン市利民開発区裕田街道地区など一部地区を、新型コロナのリスク等級で「高」に認定した。

 黒竜江省衛生健康委員会によると、2月1日午前0時現在、同省の新型コロナ患者は515人(うち重体2人、重症20人)、無症状感染者は531人となっている。

 黒竜江正大実業は、ハルビン利民経済技術開発区で1994年6月に発足。CPグループ傘下の正大(中国)農牧(英領バミューダ諸島)が100%出資する。

※出典

http://www.xinhuanet.com/local/2021-01/31/c_1127047075.htm

https://xueqiu.com/5910030104/170003644

http://wsjkw.hlj.gov.cn/pages/60173f4612c15b0ac68fa837

★参考情報★
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中国の新型コロナ新規患者124人 吉林、黒竜江が102人
上海市黄浦区で新型コロナ患者6人 知人間で感染