
同局によると、男は地元在住の56歳。同中学校前で生徒らを刃物で襲撃。7人がけがし病院に運ばれたが、1人が死亡した。男は生徒らを刺傷後、男子生徒を人質に取り、校門脇に座り込んだ。警察が急行し、生徒を解放するよう説得を行った。
ニュースサイトの北晩新視覚網によると、男は人質の男子生徒の首に刃物を当てながら、持参の小型拡声器で「毒物をやめて10年経つが、社会は生きる道を与えてくれなかった」などと語り、社会に対する不満から事件を起こしたことを説明した。
男は約1時間40分後、警察の狙撃手に頭部を撃たれた。警察官が殺到して人質の生徒を救出し、病院に運んだが、けがはなかった。警察はまもなく、男の死亡を確認した。
中国誌・中国新聞週刊によると、今回同様の人質事件は2020年以降、8件目。今年だけで3件目となるという。
中国誌・中国新聞週刊によると、今回同様の人質事件は2020年以降、8件目。今年だけで3件目となるという。