22021年1月19日米
 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、超党派の米シンクタンク、外交問題評議会(CRF)はこのほど、2021年に世界各地で発生する可能性のある衝突に関し予測リポートを公表し、台湾をめぐる米中衝突の危険性を、3段階のリスク評価のうち「最高レベル」に引き上げた。この問題を最高レベルに分類したのは初めて。(写真はVOAのサイト画面)

 リポートは2019年に初めて、台湾をめぐる米中衝突リスクを取り上げたが、リスク評価は2年連続で2級にとどまっていた。米中対立の激化と、中国が政経両面で台湾への圧力を高めた結果、危機が激化した。今年、米中の対立が起きるリスクは「中」、米国の利益に打撃を与えるリスクは「高」とした。

 リポートはこのほか、北朝鮮の核とミサイル開発を今年最大の懸念事項として挙げた。米国のバイデン次期政権は北朝鮮に関し何も言及していないが、北朝鮮は12日に終わった朝鮮労働党の第8回党大会で、米国を最大の敵と明言し、新政権への対抗姿勢を明らかにしている。

★参考情報★
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