22020年10月29日病ニュースサイトの新京報によると、中国で新型コロナウイルスの海外からの流入防止が焦点となる中、国家衛生健康委員会は27日、低温輸送で運ばれた食品の包装から生きた新型コロナが検出されたとして、遠距離を運ばれてくる恐れがあるとして注意を促すガイダンスを発表した。(写真は東網のキャプチャー)

 博訊新聞網によると、税関総署は28日、ロシアの漁船3隻とオランダの低温倉庫から運ばれた食品の包装を調べたところ、新型コロナウイルスの陽性反応があったと発表。3隻と低温倉庫からの輸入を一時停止した。

 同委員会が27日に発表したガイダンスによると、低温輸送で運ばれた食品の包装から、生きた新型コロナウイルスが検出された。接触者は感染する恐れがある。同委員会は、低温輸送食品を扱う作業員が感染すれば、さらに拡散する恐れがあるとした。

 中国疾病対策予防センターは今月、青島市で作業員が運搬した輸入品の冷凍タラの包装から、生きた状態の新型コロナウイルスが見つかったと発表した。冷凍食品の包装から生きた同ウイルスが分離されたのは、世界でも初めてだった。

★参考情報★
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新型コロナ感染拡大の中国・青島市、保健機関トップら更迭
山東・青島で港湾作業員が新型コロナ発症