米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)、中国軍のJ16など戦闘機多数が18日~21日、台湾海峡の中間線を越えて台湾側に侵入した。台湾側の抗議に対し、中国外務省は「台湾海峡の中間線など存在しない」と述べた。台湾の呉釗燮外相は「中間線は、軍事衝突を避けるためのもの」と語り、中国外務省の発言を強く批判した。(写真はRFAのキャプチャー)
蔡英文総統は22日、台湾海峡の離島、澎湖島を視察。空軍部隊が24時間の輪番体制で、完全武装で待機しており、5分以内にスクランブル(緊急発進)できると強調した。
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