2020年9月18日台 台湾・中央通信社によると、米国のクラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)が17日夕、台北の松山空港に到着した。台湾訪問の米高官としては1979年の米台断交以来、最高位。8月には、米アザー厚生長官が台湾を訪問し、蔡英文総統と会談したばかり。(写真は中央社のキャプチャー)

 中国外務省の汪文斌報道官は17日「米国の行為は、1つの中国原則に違反し、台湾海峡の平和と安定を破壊するもの」と述べ、強く反発した。

 クラック国務次官は18日、蔡総統と会見するのに続き、台湾政府高官と会談する。19日には、7月に死去した李登輝元総統の葬儀に出席する。

 また、中央社によると、米国のケリー・クラフト国連大使が16日、ニューヨーク駐在の台北経済文化弁事処の李光章処長と昼食をともにした。AP通信によると、米国連大使が台湾高官と会うのは初めて。トランプ政権の台湾重視姿勢がさらに明らかになった。

★参考情報★
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