2020年8月26日病 上海市衛生健康委員会は25日、日本から帰国した中国籍の1人を新型コロナウイルスの患者と確認したと発表した。21日に上海浦東国際空港に到着し、集中隔離で経過観察を受けていたところ発症した。同委員会は前日、台湾からの入国者1人について患者と確認したと発表した。この患者は15日に同空港に到着し隔離の上で、観察を受けていた。(写真は東網のキャプチャー)

 同委員会の26日の発表によると、海外で感染し上海で治療中の患者は、同日午前0時現在、74人でうち1人が重症。入国前の滞在国別の人数は、英国が23人、シンガポールが11人、アラブ首長国連邦が10人、フィリピンが6人、日本と台湾は各1人となっている。

 中央社によると、台湾衛生福利部疾病管制署の中央感染症指揮センター(CECC)は25日、上海の当局が新型コロナの患者と確認した台湾からの入国者について、台湾南部で1人暮らしの70代の女性だったと発表した。濃厚接触者33人を特定し14人に検査を行ったが全員が陰性だったという。

 CECCは、女性の感染場所が上海か台湾かは、まだはっきりしないと述べた。

★参考情報★
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