内モンゴル自治区包頭市の衛生健康委員会は6日、達茂旗石宝鎮で死亡した1人対し、PCR検査を実施したところ、ペスト菌に感染していたことを確認したと発表した。患者は循環器の衰弱で死亡した。

 同委員会は「ペスト警報」で下から2番目の「3級」を発令。死者の濃厚接触者とその接触者計35人を隔離し、観察を行うとともにPCR検査を行ったが、全員が陰性だった。死者が住んでいた蘇吉新村を封鎖し、消毒などを行った。

 内モンゴル自治区では7月にも、バヤンノール市衛生健康委員会が、住民1人が腺ペストに感染したと発表した。同自治区では昨年末にもペストが流行したほか、9月には甘粛省酒泉市で敗血症性のペストにより1人が死亡した。中国では2019年、ペスト患者計5人が確認され、1人が死亡した。

 台湾の衛生福利部疾病管制署によると、中国本土ではタルバガンなどを媒介にしたペストの感染が起きており、これまでに雲南、貴州、広西、チベット、青海、甘粛、内モンゴルで、ペスト患者が確認された。

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