2020年7月28日連 新疆ウイグル自治区衛生健康委員会は28日、前日の27日に新型コロナウイルスの新規患者57人を確認したと発表した。うち18人が無症状から発症に転じた。全員がウルムチ市で確認された。当局によると、遼寧省大連市でも6人の新規患者が見つかった。

 うち新疆では17日に、感染経路が不明の国内感染の患者が確認された。28日午前0時現在、治療中の患者は235人でうち重体が3人、重症が13人。患者のうち233人はウルムチ市で見つかった。無症状感染者は27日に13人確認され、現在は165人いる。

 大連市当局によると、大連市では22日から、甘井子区大連湾地区の水産品加工会社、大連凱洋世界海鮮の従業員を中心に、新型コロナ感染者が相次ぎ確認されている。27日午前0時まで確認された新規患者は計38人のうち30人が同社従業員と家族だった。

 大連市当局は22日から、患者が出た大連湾地区、工人村地区、地下鉄3号線沿線地区を中心にPCR検査を開始。26日からは市内5区と金普新区で拡大し計168万人の検査を終えた。

 また、大連湾地区を「高リスク」地区に格上げし、企業や商業施設の休業、学校の休校、同地区への出入り制限などを始めた。地下鉄3号線の大連湾駅は閉鎖され、同地区を走る路線バスも運休したり、ルートの一時変更を行った。

★参考情報★
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