2020年7月10日新 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米国務省と財務省は9日、新疆ウイグル自治区で人権を侵害し宗教を抑圧したとして、中国共産党の幹部4人に対し制裁を発動すると発表した。(写真は東網のキャプチャー)

 ポンペオ国務長官の声明によると、同自治区トップの陳全国党書記、同自治区政法委員会の朱海侖元書記、同公安庁現役トップの王明山党書記の3人は、本人と家族が米への入国が禁じられる。

 ポンペオ長官は「グローバル・マグニツキ―法」に基づき、3人と同自治区公安庁前トップの霍留軍氏を加えた4人に米財務省も制裁を発動すると述べた。また、4人以外でも、ウイグル族やカザフ族など少数民族を不当に拘束したり、虐待した中国共産党員も米入国を規制するとした。

★参考情報★
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