2020年7月7日湖 ニュースサイトの楚天都市報によると、湖北省武漢市の当局は6日午前、洪水と市内の冠水対策のレベルをそれぞれ引き上げた。武漢市内では5日、49カ所が冠水し、当局が約2000人態勢で排水作業を行った。(写真は東網のキャプチャー)

 ネット情報によると、武漢市東湖新技術開発区の団地内で、水たまりに漏れた電気に触れた男性が死亡した。切れた電線から電気が漏れたとみられる。当局は冠水の際は、外出を避けるよう市民に呼びかけている。

 武漢市では5日、午前6時から6日午後3時にかけて激しい雨が降った。気象台によると、同市では引き続き大雨が予想され、市内を流れる長江と漢江とその他の中小河川で水位の上昇が続く見通しだ。

 中国新聞網によると、6日は重慶南部、湖南北西部、湖北南部、江蘇南部、上海北部などで大雨が降った。また、黒竜江や吉林など中国東北部、内モンゴル、北京、河北でも一部で大雨となるなど、全国的に雨となった。

 気象台は7日、重慶や四川など西南地区から、湖北や江蘇、上海など長江中・下流にかけの地域では7日~9日、激しい雨となるとの予報を出した。

★参考情報★
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長江上流で洪水のピーク形成 武漢で水害の恐れ
湖北で水害深刻化、198人万被災 ダム放水も原因か