2020年7月3日印香港メディア東網によると、国際物流大手の独DHLは1日、中国からインド向けの貨物の取り扱いを停止すると発表した。同業の米フェデックスも、インドの倉庫に荷物があふれて正常な運用ができないとして、貨物の受付を中止した。

 インド北部ラダック地区で起きた、中国とインド両軍の衝突をきっかけに、両国関係の緊張が続いており、インドは中国からの貨物について通関を遅らせているもようだ。インド・チェンナイの税関係官は、スマートフォンや化学肥料、石油製品など中国から輸入品に対し、特別な検査を行っていると述べた。

 DHLのインド法人は英メディアに、中国本土と香港、マカオからの貨物の取り扱いを停止したと述べたが、詳しい理由や貨物の内容についての説明は避けた。

 インドは中国からの輸入商品の通関を止めており、この中にはアップルやシスコシステムズ、デルなど米企業が中国で製造した製品も含まれている。

 中国商務省の高峰報道官は2日の記者会見で「インドのやり方は、世界貿易機関(WTO)の規則に違反している。中国と中国企業に対する敵視を直ちにやめるべきだ」と述べ、インドを批判した。


★参考情報★
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