2020年7月1日豚 中国の研究者が、新型の豚インフルエンザウイルスが確認され、パンデミック(世界的な大流行)が起きる可能性もあるとする論文をまとめ、29日に米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。ドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)が6月30日伝えた。(写真はBBCのキャプチャー)

 論文は新型のウイルスをG4と命名した。2009年に流行した豚インフルエンザ(H1N1)ウイルスから変異したとみられるという。論文執筆者は、中国疾病対策予防センターの研究者で、ウイルスが「人に感染しやすいあらゆる特徴を備えている」と指摘した。

 研究者は、2011年~18年まで、中国10省の家畜処理場で豚3万トンからサンプルを採取。動物病院でウイルス179種類を分離したが、ほとんどが2016年に豚の間で流行している、新型インフルエンザと関係していた。

 これら分離されたウイルスをフェレットに感染させると、発熱、せき、くしゃみなどヒトと似た症状を示すため、さまざまな実験を行った。その結果、G4は感染力が強く、ヒトの細胞内で複製を行ったところ、フェレットでさらに深刻な症状を引き起こした。ヒトの季節性のインフルエンザに対する免疫力では、G4に対抗できないとう。


★参考情報★
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