2020年6月30日三 ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、中国気象台は28日、長江上流で7月1日から再び大雨が降るとの予報を発表した。これを受けて当局は29日、長江三峡ダムの放水を始めたと発表した。長江中下流域の湖北省武漢市などで水害の恐れが高まっている。(写真はRFIのキャプチャー)

 三峡ダムの水位は29日午後5時現在147.57メートルで、この時期の正常な水位を2.57メートル超過した。流砂の流入量は毎秒4万立方メートルで前日の2倍に増えた。現在、毎秒3.42万立方メートルの放水を行っている。武漢市漢口地区を流れる長江の水位が上昇し、28日午後3時現在、既に危険水位から0.75メートルに達した。

 博訊新聞網によると、中国南方地区で6月に入ってからの水害で、広西や貴州、湖南など13省(自治区、直轄市)で延べ1216人が被災。死者・行方不明者は78人。72万9000人が避難した。倒損壊した家屋は9万7000戸に上る。

 央視新聞によると四川省冕寧県では28日午後4時、大雨で鉄砲水や土砂災害などにより民家が倒損壊したり、自動車が押し流されて川に転落するなどした。同県では住民12人が死亡したほか、10人が行方不明になっている。

★参考情報★
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中国南方で23日連続の大雨警報 1122万人が水の被害