2020年6月22日台 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、台湾軍は、中国軍の軍用機が19日、台湾南西部の防空識別圏(ADIZ)を飛行したと発表した。中国軍機がADIZを飛行したのは19日までの4日間で4回目となる。飛行したのは中国軍のJ(殲)10戦闘機。台湾軍も戦闘機をスクランブル(緊急発進)させ、中国軍機に退去を求めた。台湾軍は、中国軍機の機数を明らかにしていない。

 台湾国防省によると、今年初めから台湾周辺で中国軍機の活動が活発化。ADIZ内の飛行は、6月9日から19日ままでの10日間で6回を数えた。



中国が月平均3回の領海侵入 河野防衛相が警戒感
中国艦艇4隻が宮古海峡通過 11月末には大隅海峡も