2020年6月1日電 中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で5月28日、広東省ナンバーの電気自動車(EV)1台が公共充電スタンドで炎上する映像がアップロードされた。車両は、比亜迪(BYD、広東省深セン市)「秦Pro・EV」。BYDはコメントを発表しておらず、発火の原因は不明。自動車情報サイトの盖世汽車網が28日伝えた。(写真は蓋世汽車網のキャプチャー)

 映像によると、火災発生後、消火器で火を消そうしたが効果がなく、まもなく車体が炎に包まれた。消防員が到着した際は、車体フレームを残し、ほぼ全焼していた。

 映像には、炎上した車の隣に、上海汽車集団の新エネルギー車(NEV)栄威Ei5が映っていた。炎上事故で他の車にも類焼したかどうかや、けが人の有無は分かっていなない。

 自動車技術サービス会社の中国自動車技術研究中心(天津市)などによる、自動車安全評価プログラム「C-NCAP」の第3回衝突試験で、「秦Pro・EV」はNEV分野でトップの5つ星評価を得ていた。

 中国ではEVの炎上事故がしばしば発生。4月初めには江西省新余市渝水区の販売店前でEVが炎上した。2019年の4月と8月には、浙江省杭州市と、上海市徐匯区でもテスラの「Model・S」がそれぞれ炎上。19年、6月には湖北省武漢市で、蔚来汽車(NIO)のクロスオーバー車が燃えた。いずれもけが人の情報はない。また、各事故とも電池が原因との指摘がある。


テスラ修理工場で出火 モーター付近が火元か 浙江
蔚来汽車のEVが3回目の自然発火事故 品質へ懸念の声