2020年5月29日水広東省広州市の黄埔区で、21日夜から22日未明にかけて降った大雨のため、17棟の高層マンションが並ぶ「万科金色夢想小区」で地下駐車場が冠水した。駐車中の自動車200台以上が水没したほか、マンションで断水やエレベターが停止する被害も出た。住民からは、管理会社の万科物業服務などの責任を追及する声が挙がっている。ニュースメディアの新京報が28日伝えた。(写真は博訊新聞網のキャプチャー)

 マンションは、大手不動産開発会社の万科地産が2015年に完成させ、17年から住民の入居が始まった。万科物業服務によると、住民の入居後これまでに2回、冠水が起きている。

 中国天気網によると、広東省広州市や東莞市では21日に250~400ミリの猛烈な雨が降った。1時間の雨量は最大100~141ミリに達した後、22日未明にようや雨量が減った。地下駐車場では22日未明から浸水が始まった。

 住民の1人は「22日の朝5時ごろ、就寝中に不動産管理会社から、大雨で駐車場に水が流れ込んでいるので、車を移動させよとの知らせを受けた」と述べた。この住民が駆けつけると、地下駐車場は一面冠水し、多くの自動車がルーフまで水に浸かったほか、一部は船のように漂っていたという。

 住民によると、22日昼間からマンションで断水が起きたほか、エレベーターが止まり、高層階の高齢の住民は外出ができなくなった。また、地下駐車場では不動産管理会社による排水作業も遅れた。

 住民の大部分は、不動産管理会社とともに不動産開発会社にも責任があると考えている。住民の1人によれば、冠水対策が不十分であっただけでなく、22日未明の大雨でマンション周辺が冠水後、地下駐車場に浸水するまで1時間ほど時間があったのに、管理会社は通知しなかったという。


★参考情報★
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