ニュースサイトの中国新聞網によると、山東省済南市天橋区の小学校前で6日午後0時半ごろ、男が刃物で男女の児童2人に切りつけた。2人は病院に運ばれたが、死亡した。駆けつけた警察官が地元の男(30)を拘束した。警察によると、男は精神病歴があった。

 警察によると、男は6日午前、母親と口論になった後、天橋区の商店で包丁を購入。その後、小学校付近に向かい児童を襲った。うち、6歳の女児は病院搬送後にまもなく死亡。7歳の男児は治療を受けていたが、その後、亡くなった。

 警察によると男は2012年から18年まで計6回、山東省精神衛生センターで治療を受けていた。警察は、病歴と犯行の関連などを調べている。

 中国では児童・生徒への無差別襲撃がしばしば発生。昨年11月には、雲南省開遠市の幼稚園に男が侵入してカセイソーダを噴射し、園児ら54人が重軽傷を負った。18年5月には、陝西省楡林市の中学校で、男が生徒を刃物で遅い、19人が死傷した。


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