[caption id="attachment_3477" align="alignleft" width="300"] (国境なき記者団のサイトより)[/caption] ジャーナリストの国際NGO、国境なき記者団(本部・パリ)は26日、「世界報道自由ランキング」を発表した。中国は引き続きワースト5位だった。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が27日伝えた。

 同団体によると過去1年間、世界の報道の自由をめぐる状況がますます悪化。ランキングの対象となった世界180カ国・地域のうち、中国を含む21カ国が、同団体が作成した地図で「最悪」を示す「黒」に色分けされた。2番目に報道の自由が制約されている「赤色」も51カ国になった。

 リポートは、世界の3分の1の国・地域で、報道のの自由をめぐる状況が前年より悪化した。
 中国は前年と同じく180カ国・地域中、176位。台湾は昨年より6位上がって45位。香港は4位下がって73位だった。

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