広東省広州市従化区の火力発電所「広州第七火力発電所」の建設現場で25日午前8時ごろ、高さ40メートルの足場が突然崩落、作業員9人が死亡、2人がけがした。南方都市報が伝えた。

 香港紙・星島日報によると、事故当時、作業員11人が作業中で、うち10人が足場、1人が地上で働いていた。

 目撃者は「作業員は、足場で作業開始の準備中で、ヘルメットはかぶったが、まだ命綱はつけていなかった。崩落とともに、作業員が地上にたたきつけられた」と話している。

 中国では昨年11月24日にも、江西省豊城市の発電所の建設現場で、冷却塔の足場が突然崩落し、74人の死亡する惨事が起きた。

(参考)http://news.163.com/17/0326/06/CGEDJ8TI00018AOP.html