四川省広元市の白龍水湖風景区で4日午後2時40分ごろ、遊覧船「双龍号」が沈没し、乗客・乗員18人のうち4人が救助されたが子ども1人が死亡した。残り14人が行方不明になっている。中国新聞網が4日伝えた。

 遊覧船は同日正午ごろ出港したが、突風にあおられ右舷方向に転覆、まもなく沈没した。広元市内は4日午後、突然の暴風雨となり、一部地区ではひょうや雷に見舞われた。

 18人のうち3人は船主と家族、15人は観光客で、家族連れ5組と個人客だった。

 白龍湖風景区は広元市中区と青川県にまたがり、面積100平方キロメートル。うち白龍湖は大型の人工湖で、宝珠寺発電所ダムの完成により面積62平方キロメートルの湖が形成された。



(参考)http://news.xinhuanet.com/photo/2016-06/05/c_129040792.htm