黒竜江省ハルビン市延寿県で8日午前9時26分ごろ、ホテル「聚龍源商務賓館」の3階客室から出火し、約200平方メートルを焼いて約1時間半後に鎮火した。宿泊客ら4人が死亡、14人が重軽傷を負った。東北網が8日伝えた。

地元警察は、ホテルの責任者3人を拘束したほか、出火原因などを調べている。

避難した従業員によると、3階の客室が全焼したが、テーブルや椅子など備品に可燃物が多く、激しく燃えたという。

目撃者によると、3客室から黒煙が上がった後、宿泊客の多くが窓に駆け寄り助けを求めた。一部はシーツで縄を作り、窓から避難した。

通報で消防車5台と消防隊22人が駆け付け、消火活動に当たるとともに、宿泊客らを誘導して避難させた。

ホテルは、延寿県の山河公園近くのマンション街にある16階建てビルの1~3階で、延べ床面積3000平方メートル。4階以上は住宅で、住民も避難した。



(参考)http://heilongjiang.dbw.cn/system/2015/12/08/056980127.shtml