欧米6カ国とイランが14日、ウィーンで行われた核協議で、査察の強化と経済制裁の段階的解除、対イラン武器禁輸の5年間継続などで合意したことに絡み、ロシア戦略技術分析センターの専門家、ヴァシーリー・カシン氏は、中国はイランへの武器輸出で新たなチャンスを与えられたとの見方を示した。中国が中小型の輸送機などを輸出し、禁輸期間中は対イラン武器輸出で独り勝ちする可能性がある。ロシアのニュースサイト、スプートニク(中国語版)が16日伝え、環球網など中国メディアが転載した。

対イラン武器禁輸の対象は攻撃兵器に限られ、戦闘機、戦車、大型多連装ロケット砲など先端兵器の輸出はできない。しかし、5年の禁輸期間中に、中国が輸送機、大型トラック用シャシー、軍需工業用機械などの輸出を大きく増やすとみられる。

カシン氏によると、経済制裁解除に伴い金融制裁がなくなれば、武器輸出代金の決済が迅速に行えるようになることも追い風だ。欧米が武器輸出を控える中、ロシアと中国の競争となるが、高品質低価格の中国製が勝つ可能性が高い。



(参考)http://mil.sohu.com/20150717/n416959369.shtml