今年は6月17日~7月13日に予定される、イスラム教の断食月(ラマダン)を前に、新疆ウイルグル自治区では、区内のイスラム教徒の監視を強化し始めた。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

当局は例年と同じく、自治区内のウイグル族のレストランに対し、断食月の間の休業を禁じ、違反した場合は罰金を課す。一部は学校の夏休みと重なるが、学生には毎週の帰校、政治学習と昼食会への参加を義務付ける。

海外ウイグル人組織の世界ウイグル会議によると、今年は、各「清真寺」(イスラム礼拝所)に対し、断食月の期間中、所属の宗教関係者が別の施設で活動することを禁じた。



(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/1-06062015113608.html