2020年4月15日仏
 ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によるとフランスのルドリアン外相は14日、同国駐在の盧沙野・中国大使を呼び、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐるフランスの対応を中傷する発言を行ったとして抗議した。中国大使館は、自国の感染拡大阻止が成功したことを宣伝する一方、仏政府を含む西側諸国が当初、新型コロナをインフルエンザ程度の感染症と軽視して対応を誤ったことを批判。フランスでは高齢者介護施設の職員が逃げ出し、高齢者が死亡したなどと書いた。(写真はRFI のキャプチャー)

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、世界で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国の外交官は、欧米諸国による中国責任論などを強く批判。一方、感染対策で中国が挙げた成果を称賛するよう求め、欧米諸国などから反発を買っている。

 うち盧大使は12日、大使館のウエブサイトで「欧米諸国が感染対策に目を向けず、中国による感染状況の隠ぺいを批判し、中国が新型コロナウイルス感染拡大の元凶とみなしている」と反発を示した。

 ドイツの情報機関、連邦憲法擁護庁(BfV)は、中国共産党が、新型コロナウイルス感染拡大の発端が湖北省武漢市であることを否定するとともに、中国が欧米諸国の頼りがいのあるパートナーであるとの宣伝戦を展開していると指摘している。
★参考情報★
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