2020年3月19日※ 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、中国政府は17日、米国のニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントン・ポストの3紙の米国籍の記者に対し、10日以内に記者証を返納するよう命じた。3紙の記者は今後、中国本土と香港、マカオでの取材を認められず、事実上の追放となる。(写真はVOAのキャプチャー)

 米国務省が2日、新華社通信、中国環球電視網、中国国際広播電台など、米国駐在の中国メディア5機関について、「外国使節」と認定。中国での活動を規制した。17日の米3紙の記者の追放は、中国側の報復とみられる。

 ポンペオ国務長官は、中国側の3紙記者追放を遺憾とした上、「米国が規制したのは自由なメディアでなく宣伝機関だ。米国の自由なメディアと性質が異なる」と述べた。


★参考情報★
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米国務長官、中国5メディアの在米人数に制限
米紙記者追放事件なお余波 中国外務省が米大使館に抗議
中国外務省、米紙の記者3人に国外退去命令 米政府は