2020年3月10日入 国家衛生健康委員会の9日の発表では、湖北省を除くと国内感染による新たな患者は2日連続ゼロとなった。中国保健当局の現在の重点は海外発の感染拡大で、入国者は外国人か中国人かを問わず隔離されている。(写真は東網のキャプチャー)

 同委員会の10日の発表によると、9日には、海外からの帰国者の感染が北京と広東で各1人確認された。海外で感染し中国で確認された患者は計69人となった。

 香港メディアの東網によると、広東市東莞市の衛生健康委員会は9日、スペインから帰国した留学生1人の感染を確認したと発表した。

 留学生は、スペイン・マドリードを7日、キャセイパシフィック航空CX320便で出発し、8日に香港国際空港に到着。深セン湾の出入境検査所を経て中国本土に入った。留学生の体温に異常はなかったが、係官が核酸増幅法で検査したところ9日、陽性と診断された。現在、東莞市第九人民病院で隔離されている。

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