2020年2月24日世香港紙・星島日報(電子版)によると、世界保健機関(WHO)と中国の合同専門家調査チームは24日、北京で記者会見し、事務局長の高級顧問でカナダの伝染病学者ブルース・エールワード博士は、中国で2週間以内に80%減少したのは確実だと述べた。(写真は星島日報のキャプチャー)

 エールワード博士によれば、調査チームは異なる情報源から判断し、患者の減少は確実。実地にみた様々な事実から、データに疑いはないという。

 香港メディアの東網によると、中国側専門家チーム責任者で国家衛生健康委員会の梁万年氏は「現在の情勢はなお厳しく複雑で、感染拡大阻止の活動がが勝利するかどうかの肝心な時期だ」の述べた。梁氏によれば、湖北省武漢市で患者の急増傾向は止まったが、なお毎日400人の患者が確認されており、拡大は完全には抑えられていない。

 なお、都市封鎖が1カ月余り続く湖北省武漢市の感染対策本部は24日午前、市外出身者が武漢を離れることを許可すると発表したが、午後に撤回した。ネット上では「朝令暮改」との批判の声が上がった。