2020年2月21日玩 ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、湖北省衛生健康委員会は20日、新型コロナウイルス肺炎の患者が19日に新たに349人増えと発表した。ところが、同省武漢市の増加数が615人となっていた。省当局が統計方法を変えたためで、米国の外交政策専門誌のフォーリン・ポリシーは「数字遊び」だとして、疑問視する記事を掲載した。(写真はRFIのキャプチャー)

 湖北省はもともと、省内各市の患者数などを加算して全省の数字を計算していた。しかし、19日から患者の増加数を合計後、新たな調査で患者でないと判明した数を差し引く方法に改めた。湖北省の18日に新たに増えた患者は1693人と発表していた。新たな患者数が1000人を割ったのは1月29日以降で初めて。

 フォーリン・ポリシーによれば、同ウイルスの新患者数が湖北省以外では10日連続で減少、湖北省でも1日に2000人を切っている。同誌は「中国当局が発表した数字は、信頼性があるだろうか」と疑問視している。

 同誌によると、習近平国家主席が、一部の省で過度の感染対策が経済を窒息させていると批判したため、各地で企業などに早期の事業再開を促している。浙江省や広東省では、住宅地の隔離政策が緩和され、住民が外出できるようになった。

 同誌は、中国全土で新たな患者数が減るのは良いニュースだが、恐らく数字の遊びだと指摘。湖北省以外では、多くの地域で検査機器が不足しており、十分な診断が行われていない上、検査の対象が湖北省からの来訪者に限られているとした。

 
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