2020年2月13日爆米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、台湾国防省は12日、米軍のMC130J輸送機1機が同日午前、台湾海峡を北から南へ縦断したと発表した。また、米軍のB52爆撃機2機が台湾東部沖の上空を北から南に飛行したことも公表した。(写真はVOAのキャプチャー)

 中国軍の軍用機が9、10の両日、台湾を周回する飛行訓練を行った。また、10日午前にはH(轟)6爆撃機が台湾海峡の中間線を超えて飛行したため、台湾軍のF16戦闘機がスクランブル(緊急発進)した。

 中国軍は訓練について「台湾独立をけん制し、国家の主権を守るため」とコメントした。台湾の蔡英文総統は、中国にとり最重要なことは新型コロナウイルス肺炎の感染拡大阻止であり、訓練飛行は不必要で意味はないと批判した。

 台湾・中央社によると、台湾戦略学会の蘇紫雲氏は、米軍機の飛行について「東西で同時に飛ぶのはまれ」と指摘し、中国軍に対し軍事的バランスを取るためとの見方を示した。

 蘇氏はまた、9、10日の中国軍機による周回飛行について「定例の軍事訓練ではない。軍事が3分、政治が7分の政治的な動きだ」と分析した。さらにH6爆撃機の飛行について「中国東部戦区から飛来した。中部戦区は、新型肺炎の感染拡大にさらされており、東部戦区が内部の圧力を外部にそらす役割を担っている」と語った。

★参考情報★
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